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(映画)それでもボクはやってない

昨日封切りの作品。もうちょっと後で見に行こうかなと思いつつも何だか気になってたので映画館へ。今回は運動がてら自転車漕いでTOHOシネマズ府中へ。スクリーン1(220席)がほぼ満席。テーマが硬い割りに客が入ってるのは周防監督のネームバリュー効果ですね。

満員電車のドアに挟まった上着を引き抜こうともぞもぞしていた主人公・金子(加瀬亮)が女子高生に痴漢の犯人として突き出される。まったく身に覚えが無いので取り調べ段階から一貫して否認を貫くも金子は起訴され舞台は地裁に移る。電車に乗り合わせていた被告人の無実を証言してくれる証人も公判の終盤にようやく見つかり、無罪判決が勝ち取れると思ったが・・・。

警察の留置場でのシーンは自分も詳しくなかったので新鮮でした。同房の本田博太郎がいい味出しまくりでした。カブトとは全然違う演技。流石名俳優さんです。

法廷のシーンは良く取材されてるなぁと感心。裁判官とか傍聴マニアとかリアルに描かれてました。

さて、疑わしきは被告人の利益へという推定無罪の原則がある訳ですが、検察は公判を維持できる目途が付かないと起訴しないこともあり、結果的に日本の裁判結果の有罪率は99.9%にもなり、裁判官も無罪判決を出すことをためらいがちな現実が本作品では描かれています。確かに自分の傍聴経験の中でも無罪判決はありません。というか否認事件すら無いかも。

判決を受けながら金子が「裁判は、被告人が有罪であるか、無罪であるかを集められた証拠で、取り敢えず判断する場所に過ぎないのだ。 」と理解するのですが、人間が人間を裁くのですから正にそうであると思います。だからこそ罪のない人が有罪にならないような仕組みになっているはずなのですが・・・。

誰でも被告人になってしまう可能性はあるのだし、これから裁判員制度も始まるので、こういった映画をきっかけに司法についてちょっとでも考える機会が生まれるのは大変有意義なことだと思います。

なお、駅のシーンは京王線の府中競馬場正門前駅で撮影したそうです。電車の色から京王かなぁと思ったのですがビンゴでした。

http://www.soreboku.jp/

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