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『虚妄の成果主義』高橋伸夫

『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』みたいな本かな?と思って読んでみたのですが、さにあらず。

筆者は、
①出来るだけ客観的にこれまでの成果を測ろうと努め
②成果のようなものに連動した賃金体系で動機づけを図ろうとする考え方
の両方を全否定しています。

仕事が上手くいったり、そのことが周囲や上司に認められたり、さらに責任ある仕事を任せられるようになった時には、その仕事をする事自体がやりがいであり、楽しい事であると感じることがある。(「内発的に動機づけられている」状態)

ここにパフォーマンスに連動する金銭的報酬を与えるようにすると、仕事は金銭的報酬を得るための手段と化してしまい、ある一定の基準をクリアできるように働くだけになり、ベストを尽くさなくなってしまう。

従って、上記のような成果主義のデメリットを踏まえて、「日本型年功制」の良さを見直すべき。という考えです。

読み終わって、「うーん」と唸ってしまいました。今まで成果主義の失敗例に学ばなければとは考えていましたが、成果主義の根幹を疑う事がなかったからです。とは言え、昔のままの年功主義に戻る事はあり得ない話なので、どうすべきなのかこれからも色々考えて行かなければ・・・。

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Tracked on 2005.03.28 at 06:44 PM

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